銀座じろう
19品のおまかせコース、35000円。
これがオバマ氏の夕食だったらしい。
ニューヨークタイムズ紙の記者が2012年にそこでの体験をレポートしている。
おおよそ30分の劇場のようなルポが述べられていた。
中身はNYTimesを見てほしい。
たしかにいいものはいい・・・。でも、ふつうでいいと一般のひとたちは考えるものだ。
食べ物は栄養素だと・・・。
コメ一粒、または米粒はどんなんでも1年をかけて育つ、収穫されるから、大事なのだ。一粒を大事にしろとおふくろがいっていた。
このお店はきっとそういうところなんだろうな。記事の端々に私が感じたのはそんなことだった。
いいものはいい。
庶民も偉いひとも、いいひとはいい。
だが、そこにはそれだけで片付かない問題がいっぱいある。
日本は米国の同盟国として、核の傘下でいきていくしかない・・・。なんと悲しい宿命か。その傘下もみずから決めることはできない。いつか日本は同盟国ではないと中国が主張し、それに米国が同意しているニュースが流れる・・・。そんなことをつい妄想するのは、恐れているのか、それとも自立の不安で足が震えてしまっているからだろうか。
口先だけではいけない。友好とは平等という大切な自己の認識があってのことであり、相手への畏敬の念と尊敬するこころがなければならない。
靖国はそう大きな問題ではない。ただ、口さがないものたちにとっては格好の餌食なのだ。だれもニホンジンの戦死者への想いなんて知らないのだから・・・。また、関係ないのだから、日本の私たちが英霊を感じてつぎの平和な世界をつくるという気概を持たなくてはならないのだ。
どこかで奇妙奇天烈な世界論にだまされてはいけない。
それは自己の健全な社会への認識から生まれてくるものだと、私は考えている。
オバマ氏の国賓としてのおもてなしが、無事に終わるように、また、今後のアジアの未来にむけての堅実な歩みを祈る・・・。
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