握手会・・・
AKB48の握手会で事件が勃発した。
ファンへのサービスがなぜ、暴行事件を起こすのか。
そこに現代の複雑な心理があるようだ。
些細な出来事とは言えないだろうが、社会のひずみが影響しているように想える。
人気者、スター、アイドルはファンの期待と声援によって支えられていることを想うと、一概にふれあいを制限していいとは思わぬものの、なにかか弱な少女アイドルたちには重荷ではないかとも想う。
危害を加えるために、ファンのふりをして近づくという行動は、過去にもあった。
政治家の場合は、要人たちには警護がふつうになった。
周りも認めている。
だが、芸能界という場合には、とても微妙なバランスがあるようだ。
ファンとして支援する場合の倫理観は、社会常識という責務の範疇にはいるだろう。
そして、法に触れる犯罪は社会人としての規律を守るという義務である。だが、なぜそうなるのか。
嫉妬だろうか。
うらやましいってことか。
アイドルはたしかに輝いているが、ちょっと考えてみよう。みんなおんなじひとなのだ。この世に生きているひとりひとりなのだ。ほんとうはおんなじなのだ。
それぞれが、それぞれの役割をもって社会に生きているのだ。
なにもアイドルだけが特別ではないのだ。ふつうの目立たないひとたちも、アイドルとおなじ状況にもなる。その他大勢が、その価値を希少と判断することで、アイドル、スターが生まれるのだ。
この世にふつうのオヤジやオバンがもしも、ごくごく少数であれば、やはりアイドル的な存在になるはずだ・・・。
だから、あまり握手会への依存というのは、おかしいのかもしれない・・・。
« H2ロケット成功・・・ | トップページ | 一触即発・・・ »
「芸能・アイドル」カテゴリの記事
- ひとにはなにかとりえがあるというが・・・(2019.01.07)
- 赤穂47士、なんとか48、おニャン子・・・(2018.11.13)
- ニジマスもサケ(2018.08.17)
- 被災者ケア(2018.08.08)
- ガラスの天井(2018.08.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント