コメンテーターのバランス感覚
事件が起きる。
テレビ番組での報道、そのコメントを聞く。
コメンテーターという職業があるのかどうか疑問だが、各テレビ局がその視聴率確保のために、キャスターの人選とコメンテーターを組み合わせて視聴者の興味を引こうと努力していることはたしかだ。
だが、みんな常識人であり、事件の加害者は批判し、被害者を擁護するというバランスで話しているようだ。
意地の悪い、個性的なキャスターがちょっと難しい質問で振ることもあるが、そこはプロのようだ。だれも、その中で非難されそうなことは言わない。
政府も大きな事件や災害が起きると、もちろんワルものにされないようにと気を使う。テレビの報道ニュースで、被害者とのいさかいを映し出されたり、メンツをつぶされるような仕打ちを受ければ、それは大きな打撃をうける。
大衆受けが悪くならないようにと、常日頃から根回しをしなければ、一朝一夕で改善されるようなものではない。
この辺は、立ち回りのうまいひとたちが政治家には多いようだ。
とにかく悪代官にはならない・・・。これが決め手のようだ。
コメンテーターも同じような状況にある。それは、生放送なのだから、言葉の発し方まで注意しないとたったのひとことで自ら沈没なんていうことになる。
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