売れる選手たれ
今や、日本のサッカー選手たちは男女問わず、欧州へと向かっている。
売れる選手の数が増えているのだ。
プロとはなんとも不安定な職業集団だと思っているのは、古い世代のいじけた考えかもしれない。
どんどん売れる選手を育てる。
そこに価値がある。
はたして相撲の世界はどうか。
たしかにこの大相撲の場合はわかりやすい。才能そのものが、その体格と技量でわかるのだ。
序の口から、序二段、幕下とみて十両となるとそこに変化が見える。
十両になると力士という。給料がでる。幕内はその上だ。夢のゆめのような存在だ。
いま、世界の天才たちが日本の大相撲に集まりだした。とくにモンゴルはすごい。
横綱、大関、三役など、これって日本の国技なのかというのを疑わざるを得ない。
もともと蒙古相撲がある国だ。
ルーツは同じか。ひとも相撲もあるところからでてきたもので同じか。
強いものはそこに頑強な精神を要する。
だが、強さは個人的に私的におごりを生むようだ。
どんな偉大な記録をつくる力士でも、目標を超えてしまうと、そこにおごりがでてくる。
だが、下位の力士は虎視眈眈とその横綱の地位を狙っている。
このあたりの強さは、まるで目に見えるようだ。
からだが資本、そしてその強さの象徴でもある。
そして、強いものはやさしいこころの持ち主だと、世間は信じ切ってもいる。
満員御礼の相撲にさらなる発展を期待する。
« 勝ち目を拾った余韻で進んだ国立競技場プラン | トップページ | ギリシャ問題 »
「スポーツ」カテゴリの記事
- 弱者切り捨て・敗退濃厚(2022.11.21)
- 逆転はなぜ生まれるか(2019.02.11)
- J1(2019.02.07)
- 気合とは・・・(2019.02.04)
- 玉鷲関の優勝と貴景勝関の横綱への道のり(2019.01.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント