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こわばる選手・・・

必死に凌ぐ。コスタリカの引き分けねらいは、ブラジルをイライラさせていた。
ネイマールは、ボールを地面にはねつけて、イエローカード。相手の遅延行為にもイエローだ。
なかなか、進まない。多くのシュートはキーパーの腕のなかに吸い寄せられるようだ。
シュートを放っても、放っても入らない。焦りが目に見える。またか、まだか・・・。
ああ、いやになるな・・・。
そんな雰囲気の中で、見事に決まった。
これは、ロスタイムでのできごとだ。
そのあとの動きはもうまったくちがった。生き生きとして、まるで腐った魚と、新鮮な生きのいい魚との違いのようでもある。
意気消沈というのは、よくある。
職場でも、学校でも、ひとの集まるところや、ひとの活動のある場所では常にあることだ。
活気のない職場は、その先行きに不安が漂う。そういうではないか。
国際的な試合、大きな大会では選手たちのこころは高ぶっているはずだ。それでも、競技種目はそれだけではだめだというのはみんなわかっている。でも、どうも悪い方向に揺さぶられると、自然とそういう方向へと流されるのだ。
ネイマールは最後の最後にセンタリングをピタリと合わせた。
泣いていた。
プレッシャーだろうか。
エスコバル事件というのを知っているか。1994年のワールドカップで、オウンゴールとなってしまった選手が、帰国後に射殺されたのだ。そんなことがあっていいわけはない。試合はルールに従ってやっているのだ。だから、選手はそれに従う。
そんなこわばりが世界には、まだまだあるのかもしれない。

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