いろんなゴミのこと
今、盛んに議論されつつあるのが、宇宙ゴミだ。
そういえば、ちょいと前には海洋汚染の海のゴミが問題になっていた。
ゴミというより、汚染物質の海への排出基準の問題だったか。
粒子であれ、大きな塊であれ、それはゴミだ。
でも、その出どころは陸上だった。
陸での経済活動が出す、ゴミを海に捨てた。
海洋はその容量がものすごくでかいので多少の流入では汚染とか変化は起きないなんていう意識だったのだ。
汚染ではなく海洋への栄養分の補給だなんていう説明もあったのかもしれない。
微々たるものだ。この感覚は、原発からの放射性物質の排出についても、議論のある部分を占めていたとおもう。
陸地での排出もすべて、最後は河川や大気循環を通して海洋へと誘われているのだ。
そして、蒸発して再循環を繰り返す。気候は全世界に共通の大気によって成り立つので、地球全体へなんらかの影響を及ぼしていることになる。
つまり、すべてのゴミは元に戻るのだ。
宇宙ゴミも同じだ。どこから出された衛星でも、地上からのものだ。寿命が尽きた暁には、大気を通じて地球に還る。そして、大気循環によって、地球上をめぐるのだ。
いろんなゴミはすべて関連しているようだ。
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