タイのサッカー少年ら、救出される
これは洞窟での遭難ではなく、スポーツ記事ではないのか。
青少年がサッカーを通じてその精神力を養っていたことが証明されたのではないか。
こどもたちのスポーツを実践することの効果はいろいろあるだろうが、やはり困ったとき、難しい状況に放り出されたとき、忍耐力とこころの落ち着きを手にすることで、大きく変わるというものではなかったか。
暗闇で喚き散らすというのが、通常のわたしたちの想像だったが、まったく違っていた。
静寂ななかで10日間発見までかかったのだが、かれらは3日間ぐらいの感覚だといわれてるようだ。集中と分散か。
ずっと精神統一はできないから、発散させながら、落ち着きを維持した。
イライラは伝染する。
いじわるなこころももっと悪さを促すものだ。
どんどんとエスカレートして私利私欲に走ってしまう。
最初の発見者は豪州の医師で洞窟ダイバー界で有名な人物だという。
もちろん、未知の洞窟に潜り込んでいくわけだから、バディも重要だ。相棒も豪州人だという。
もちろん、タイの海軍の特殊潜水部隊も活躍なくして成功はありえなかっただろう。
元隊員の方が、酸素不足でなくなったのは、その難しいミッションを私たちに教えている。
そして危機感を事前に関係者に与えたことも、最後の完ぺきな成功に寄与していると、私は考えている。
思いっきり、地上の空気を吸い、健康な心身を取り戻して、これからのタイやアジアや、世界のためにその活かされたいのちをつかって、貢献していくものと、信じる。
彼らや、救出に関わったすべてのひとに幸あれと願う。
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