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古い洋画劇場; 怖い想定の未来

昨日と今日。
ひとつは昨日のもの。煙草会社は社会資本を牛耳るだけの大きな力を持つ。
公共福祉の観点から、研究者はたばこの危険性について真実を追求し、健康被害は防げないという結論に達する。
経済的な観点から、企業はその存続をのぞみ、利益の後退を阻止すべく、防御態勢を敷く。
守秘義務という法的なしばりを強制し、研究者の行動を縛る。
ホイスルブロワーは、いくら法的に保護されているなんていっても、現実には告発の後でみると、みんなひどい仕打ちをうけている。
だから、とても難しいのだ。
映画の中でも、それが描かれていた。
たばこ産業は政府を巻き込む巨大企業の集団でもある。
報道会社は、それらに比べたら、象とありのような差がある。
すぐに踏みつぶされる。傘下になってもう何もできなくなる。
そんなストーリだった。
今日のは、強烈だった。地球環境が劣悪になり、自然の恵みでは食物は、動植物ともどもすべて消滅したような状況のようだった。
そこで何が起きていたか、廃棄物処理場に人間が送り込まれ、そして食品に加工されるというストーリだ。なんてこった。
青い地球は、ブラックな玉になっていて、そこに生きるひとたちは、もう息も絶え絶えの姿である。食べ物はソイレントグリーンと名付けられて、海洋植物から精製されているとの説明だった。だが、環境悪化はその海洋資源の枯渇を招き、人間が原料のなんとかグリーンとなっていた。一部の企業が利権を握り、その困窮した現状を偽証しつづけていた。
最後に、主演の俳優はこう叫ぶ。つぎはヒトの蓄育場つくりになる・・・と。

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