西野君の敗北指示
星野君の二塁打というのが学校では有名らしい。
なんのことか、私は、今朝までしらなかった。
バント指示だったのだ。
でも、二塁打でチームは勝利した。
されど、星野君は泣いている。
なぜだ。
指示を忠実に守れなかったからだという。
これは、ワールドカップでの西野監督の采配に似てはいないか。
長谷部君のピッチでのプレィがすべてを物語っているようだ。
決して二択ではない。
第三の選択があると私は考えている。
それは、常に己で一度は思考回路にいれるってことではないか。
黙って指示通りにする。イエスかノーかをただ、ただどっちが有利か不利かなんていう物差しで決めるか。まあ、どっちでもいいやなら、従うってことになろうか。
でも、いちど自分思考回路に持ち込むと葛藤で逡巡するかもしれない。
時間はない。瞬時の判断が求められる。
つまり、常識的に自分のコアビリーフに耐えるなら、そんな基準での判断になろうか。
敗北指示に従うか、どうか。
勝利のために戦っているという意識はだれにもある。
でも、スポーツのトップクラスの選手には、ちょっとの差がすごく大きいことが分かるのだ。天才はそのほんの少しの差を感じ取ることで、成り立っているのだろう。
あいつらどうしようもなく強いぜ・・・。もしも、そう感じたら、チーム力では負けないなんていうことでしか、くやしさを表現できない。
そこに監督がいるのだ。
だから、敗北指示がだせるリーダーは一味ちがうのかもしれない。
まるい土俵が、もしも三角とか四角になったら、崖のある丘のような、野球場のマウンドのようなものに変わってしまったら、また戦い方は変わる。それはわかる。
リーグ戦とトーナメントのキックアウト・ステージでの戦い方は自ずと違うのだと初めて理解できた。ストーリィのある戦法は、戦略と戦術を包含しているってことのようだ。
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