分からないことを知る・・・
知らないことはほとんどの場合、分からないことと被っている。
分からなければどうする。
遠ざける・・・。
それではだめなのだ。
分からないことや、知らないことを、よく調べていくのが本筋なのだ。
ああ、そんなことか・・・ってならないといけないのだ。
でも、面倒だのひとことで片づけられてしまう。
とても不思議なことが、ひとことで闇に消えるのだ。
そのひとはもう一生、そこへはたどり着けないだろう。
科学者ではないからそれでもいいだろう。
だが、社会全体で言えば、大きな損失になる。
だって知的好奇心がなければ、人類は途中で滅びていたはずだからである。
なぜ俺たちは弱いのか。
ここから始まったのが、知的好奇心だ。
なぜ、猛獣と自然の中で共存できるのか。
相手の知識レベルが低いからだろう。
そこを利用する。
相手よりもそのレベルを上げればいいのだ。
次の一手をどう読むか。
まるで将棋のようだな。
そうなのだ。
ただ、勝ち負けが生命の取り合いにつながる次の一手なのだ。
やたらと暴力的でやたらと強すぎる猛獣に食われてしまうイメージばかりだが、どうだろうか。
摂って食われない様に生活空間を防御したりもしてきただろう。
そして、自分が欲しい時には狩りに出ていく。
分からないことがあれば、それを求めて探しにいく。
そんなことが人類の短い歴史の中に隠されているようだ。
荒海を越えて大陸へ経文をとりにいったのはどこのだれだったかな。
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