身内
あんたが身内だなんて、なんとはずかしいことか。
そんなことを言われた覚えはないか。
少なくとも言葉ではなく、態度で示されたようになったことはあるだろう。
だれだってある。
そんなことは、心理的な動きの初歩なのだ。
いつもゆらゆらと揺れている。
それを楽しむ余裕なんてない。
だから、身内には心配をかけないようにしようと思うのだ。
身内には甘くなるという見方がある。
なぜか。
不安だからだ。
上手くいってほしいから、つい身びいきになる。
実はみんなそうなのだ。
だれも言わないだけの話なのだ。
あんなに真剣に議論していた世襲政治家の話は、実力があれば関係ないだろうという論旨でいつも終わるのだ。
身内が誘導している。いや、世襲以外が阻害されているのだと知っていいないだけだ。
お前の親は能無しだって言われない様に、身をかがめているのだ。
だから、闊歩させているようなものだ。
今でも殿様を敬う社会なのだ・・・。
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