いろいろな資格試験のいきさつ
たしかに資格はないよりはあった方がいい。
だが、なかなか難しい。
仕事をしながら、資格をとるひとは多い。
それは、役に立つからそうするのだと、私は思う。
仕事をするには、日々の鍛錬が不可欠だ。
そうこうするうちに力が付くというのが実態だ。
でも、記憶能力とか思考能力はワンパターンの業務をこなしているうちに単純化して住み着いてしまう。
刺激がないと、いけないのだ。
でも、その刺激が日常業務には不用なことが多いのも事実だ。
一度なれて覚えれば、それでいい・・・。
そうなのか、どうなのか。
試験は受けないと合格しない。
受けてもちゃんとその合格要件に叶わないと落第する。
では、どうする。
ちゃんと要件を理解して日々の業務の中で使いこなすというプロセスを使うことだ。
仕事ができて、資格も取れるようになる。
そうやって、職場の新陳代謝が進むとすれば、それはすごいことではないか。
コンサルティングのできるエンジニアが今は少なくなっている。
諸外国に比べて、製造業が主体の産業が、そういう世の中を形成してきたのだ。
重厚長大という産業構造が基盤になっているこの国の社会が今、変化している。
国際的な業務の遂行システム、思考システムを取り込んで、挑みつつあるのだ。
なかなか・・・浸透しないのが、実態だ。
一流のエンジニアでも、世界的な学者でも、己の世界に入り込んでばかりでは、社会全体の発展は困難なのだ。
それぞれが、その己の考えである方向を目指して進んでいける社会が少子高齢化を活かす世界を築くのではないだろうか。
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