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学問・資格

Sweltering day; 暑い日々

熱波で悩まされる。こんなことを表現する英語らしい。
「ホワッタアスゥェルタリングデイ」とでもいうのだろうか。
それにしても、初めてこの単語をみたと思ったら、ずいぶん昔に辞書をひいていた。
鉛筆でマークしたあった。
昔は、そんな意味でひいたのではなかったかもしれない。
そして、記憶に残ってないのは、あんまり暑さを気にしていなかったからのようだ。
当然。夏は暑い。暑いから夏だ。暑くないのは夏ではない。
こんなことが言えそうだ。
でも、今年は新たな暑さの表現がでている。いや、暑さだけではない。自然災害のすべてに「今まで経験したことのないような・・・」という副詞句がついてきたのだ。
これは驚きだ。
まったく経験したことのないなんて、ありうるか。
でも111年間の記録開始後、初めてなんていわれれば、納得せざるを得ない。
暑い日々が私は好きなのだが、それは雪国の寒さが嫌いなだけなのだとばれてしまう。
さて寒い冬はどう対処するか・・・。

情報化の功罪

情報をどうするのか。
使う。
何のために使う。
社会に役立てるって・・・。
私利私欲に役立つって・・・。
規制する。だれをなにを・・・。
この世の中で気に食わぬ奴らを強制的に排除することもできる。
それは、自分がどこに位置するかってことで変わる話ではないか。
利用する。利用される。
情報は活用するか、活用されるかだろうか。
悪用されるか、悪用するかっていう二択もある。
先取する。敵に勝つために・・・。
先を越される。味方の敗北につながる・・・。
公正な基準がこの情報化にもし、ないとすれば、上述のような加害者側、被害者側によってそれこそ目の敵にされる問題のようだ。

コネで入って、裏口から卒業か・・・

未だあったのか。
そんな馬鹿なことが・・・あったのだという。
それも教育のプロ、行政のトップがなんで私的なことを仕事にからめる。
責務とは、人間としての責任を果たすこと。
義務とは、社会人として法律を守ること。
この二つを完全に否定している。
ちからを持てば、なんでもできると考えてしまったのか。
そんなことを肯定する前にひととしての責務についてなぜ考えないのか。
他人ごとなら、できたのに、己のことは、判断できないのか。
こどもたちが、かわいそうだ。
タイの洞窟に探検に入ったこどもらの爪の垢でも煎じてのんでくれ・・・。
もちろん、救出したあとでだ・・・。

黒幕といわれる存在感が仇になるはず・・・

いずれはわかる。
不正は明るみに出される。
でも、当分は大丈夫だ。
なぜならば、権力を握っているからだ。
それがなくなったら、ダメなことはわかっている。
だから、用心深くやる。
とりあえず、表にはだれかを出しておいてみる。
まあ、真の権力者はここにいるのだ・・・。
なにかそんなニュアンスを感じないか。
おまえ、そんなことしてこの後どうなるか分かっているのか。
そうどやされている姿は、目に浮かんでしまうはずだ。
そういうイメージしかないのかもしれない。
バランスが崩れれば、暗幕が上がり、白日に曝される。
隠している必要のないことが仇にもなる。だって、敵はいないのだから・・・。

技術士第二次試験の結果

水産部門は30名合格しているようだ。

受験者数に対する22%だ。

水産の総監は今年は合格0のようだ。

21部門全体で4117人が合格している。

全体の合格率は14%強のようだ。

30代が一番、率は高い。次が40代、そして50代と続く。20代と60代は2%台で同じぐらいか。10代は0で、70代がほんの少しいるようだ。

日本の技術者は8月の初めになると、東京近郊ではある場所に朝からどっと集まってくるのだ。それは、この国の底ちからだと私は想う。

その中からなかなか抜け出すというのではないが、上流へと遡上するには、持久力と耐久力が必要なのだ。今日結果がでていなかったら、また今年の8月がくる。4、5、6、7と4カ月あるのだ。でも、仕事で試験場にいけないことが多いのだ。そしたら、その次の8月だ。

一度は、その技術者の試験場へ向かう集団に入ってみよう。そこから始まるものがある。そこから見えるものがある。

もうすぐ二次試験のころがくる・・・

朝早くから電車に乗り込む人たちが早稲田に近づくにつれてどんどん増える。

ああ、今年もきた。

あと1週間か。

そんな想いが頭をよぎった。

いくらやっても暖簾に腕押しだった・・・。成算の見込みなんて無だった。

今思えば、何か遠い昔のような気がする。なんでそんなことに挑戦し続けられたのか。

それも、つい忘れる。

日本の技術者の原点がそこにあるからかもしれない。

試験場に立てるだけでそれは幸せになる。多くのヒトが志しても、そこに行けないのだ。準備なしでは成算がない。準備しても成算なんてない。そんな先の見えない二次試験だ。

がんばれ、日本の技術者たちよ。全国6万人の一人になるのだ・・・。

一皮むけば同じか・・・

天才脳科学者が、税金の申告でニュースのまな板に乗せられているようだ。

茂木健一郎氏が、大衆の前にでてきたのは、この数年だろう。

脚光を浴びて、多忙な毎日を送っているようであった。案の定、所得申告に不備があったとの報道である。もうすでに修正申告をして徴税にも応じているというのだが・・・。

マスコミはすさまじい。一皮むけばみな同じというような疑いをかけてさらに、NHK番組に継続して出演していいのかと追い打ちをかけている。

天才脳科学者への興味は、大衆とマスコミが芸能活動へと転化させたのではないのか。もっと的を射た教えを乞いたかったという気がする。もちろん、番組を降りる必要もない。彼はソニーの研究員が本業なのだ・・・。

決してお笑いタレントでも、キャスターでもない。民間の研究者なのだ。大衆に常に接していることによって、その研究成果が効果を発揮すると私は考えている・・・。

天才は一皮むいても、その才能はすばらしいものがある・・・と信じている。

知識と教養

りっぱな人材は、これらの知識と教養を十分持っているのだ。

でも、私には知恵しかない。だから、この知恵をなんとかフルに使いたいと思うのだ。でも、私には知識も教養もない。だから、知恵を十二分に使わなければなんともならないのだ。

先生、私みたいな学足らずにできることはありませんか。どうやったらいいですか。教えてください。

それなら、簡単だと、先生は言った。

知識と教養を、今ある知恵を使ってつければいいのだ。

ああ、先生、そうですね。私といったそいつはなるほどという顔をしてうなづいて、それからずっと知識と教養を身につけることにしたそうだ。

でも、りっぱな人材になったかどうかは知らない。たぶん、知識と教養を身につけたということで満足してしまったのではないのか。

たぶん、もっと知恵を働かせて、その時に必要なことを自分の頭で考えることでしか、りっぱなひとになることはできないのではないのか。そのことに気づいたのかどうかは私は知らない。

受験生のこころ

日本人は何も言わなくとも努力するのが大好きなんだ。いくつになってもいろいろな資格を取りたいと望みを持っている。それは、この世の中で、いろいろな可能性を持って生きているからだろう。

希望がなければ、そんなことは出来っこないから、受験生になれるところがとてもいいと私は考えているのだ。

つまり、努力することは、ちょっと気を許すと忘れる。ずっとあるレベルで維持できていると勘違いをしたまま、定年を迎えることになる。いつかはわからないが、コピーの取り方もわからない状況になり、すべて周囲に頼むことになる。指示しているのではなくすべてを依存しているのだ。

まるでニコチン中毒、アルコール中毒、薬害中毒なんていうことと同じ状況を呈していることに目をそむけて裸のじっちゃんになってしまう。体を壊し、それでこの社会のお荷物となってしまう。これからの老後の条件は決して一生働いてきたとしても満足のいくものではない。

砂上の楼閣にいるのだ。ということは、できるだけ生産性を上げるための意識改革が必要なのだ。

だから、その認識をもったときに、年齢は関係なくなる。あの二十代前半に社会に出たときの感覚がそのまま蘇ってくるのだと私は知っている。だから、いつでも受験生になれるのだ。

目も輝いてくる。老眼であってもその眼は澄んだものだ。青空がそのまま、体とこころに入り込むという感じ・・・、わかるだろうか・・・。

受験生のこころは、いつになっても夢にあふれているものだと私は想う。

技術者と資格について

神童がただの酔っ払いになる。とても多い。そして、日本にはまたそこから這い出す人たちがいる。不思議な国だ。

それは技術者たちだ。

いろいろな分野、部門がある。そんなお父さんたちが一年に一回、集まるところがある。

技術士の試験会場だ。

そして、朝から夕方まで机にかじりついて鉛筆を動かす。つかれて放心してしまう。何を書いたか記録するなんて気力はもうない。

そんな技術者が日本には大勢いる。だから、どんなことがあっても日本の技術は地力があるのだ。

若い人たちも多い。そこに日本の技術力が集約される。これからの日本の力が技術力に支えられていくことは間違いないのだ。

トライすることで、日頃の考え方を突き詰めていく。そこで何をするべきか自分の力で考える。他のひとの知恵をさらに工夫することも大事だ。足りないところをしっかりとフォローする。競うのではなく協力する姿だ。

そのためには資格として認められたものが大事になる。そこに到達するのではなく、それは研鑽の一つのプロセスでしかない。だから、それは挑戦を続ける理由にもなるのだ。

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